ブレーキパッドの磨耗度合いと安全度

ブレーキパッドは、車の制動力を確保するための重要な部品です

ブレーキパッドは使用に伴い熱の影響を受けると同時に磨耗するもので、限度以上に磨耗すると制動力が弱まり事故の原因となりますので定期的な点検が必要です。

【点検】
パッドの磨耗点検は、自動車点検基準で次のように定められています。
◎自家用乗用等　１年（距離併用）　　　◎自家用貨物等　１２ヵ月ごと　　　◎事業用等　３ヶ月ごと

【交換】
こんな時は交換を！　走行中　１.ぶれーきが鳴いて異音（警報音）　２.ブレーキが引きずる　３.片効き
※パッドは左右両輪同時に交換してください。
新品のパッドと熱の影響を受けたパッドとを同時に使用すると、制動力がばらつく要因となります。

パーキング・ブレーキ・レバー（ペダル）の引きしろ（踏みしろ）の点検

引きしろまたは踏みしろは、パッドやライニングが摩耗するにしたがって大きくなります。大きくなりすぎるとパーキング・ブレーキの効きが悪くなるので定期的な点検・調整が必要です。